高血圧症とは?

心臓はポンプのように働き、毎分4〜5リットルもの血液を体全体に送り続けています。
血液が血管の壁に与える圧力を血圧といいます。
一般的に最大血圧(心臓が収縮して血液を押し出そうとするとき)1400mmHg以上、最小血圧(心臓が拡張して血液をためるとき)90mmHgの場合高血圧症と診断されます。

症状や予防のポイント。

代表的な症状、予防ポイントを下記より紹介します。

症状。

血圧が上がると、頭痛や肩こり、めまい、耳鳴りなどの自覚症状があり、動脈硬化や脳卒中、狭心症、心筋梗塞など招く原因となります。

予防のポイント。

高血圧症の約9割は、遺伝的素因に加えて、喫煙や飲酒、運動不足、ストレスが重なると発生します。
中でも一番の要因は、肥満と塩分のとりすぎです。高血圧症の50%が塩分の過剰摂取が原因だといわれています。予防のポイントは、一日の塩分摂取量を、女性は80g、男性10g未満に抑えるのが目安とされています。
血圧上昇の原因であるナトリウムの作用を抑え、吸収を防止するカリウムを摂取することも大切です。効果的なのは、カリウム1に対してナトリウム2以下の摂取比率がよいとされています。

アメリカで注目されているDASH食

カリウムや食物繊維は血圧の上昇を抑え、カルシウムやマグネシウムは不足すると血圧上昇を招きます。
それらにタンパク質を加えた栄養素を多くとる食事法をDASH色と呼び、アメリカで高血圧改善に成果を上げています。
具体的には、野菜や果実、木の実、豆、魚、を多く摂り、肉類や菓子、ソフトドリンクは控えめにします。

高血圧症に関する情報サイト。

厚生労働省の高血圧に関するホームページ

高血圧症の予防や治療方法など分かりやすく解説しています。ご参考にして下さい。

高血圧症に有効な栄養素。

カリウムマグネシウムカルシウムルチン、カゼイン、大豆サポニンカテキン、食物繊維、タウリンメチオニンEPADHAリノール酸

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