貧血とは?

一般に貧血と呼ばれるのは、鉄分の不足によりヘモグロビンの合成が悪くなり、発症する鉄欠乏症貧血です。他に、ビタミンB12や葉酸の欠乏によっておこる悪性貧血、慢性感染症や悪性腫瘍などによる貧血があります。
女性は月経時に12〜25mgの鉄を失います。鉄は体で合成出来なく、食べ物からとりいれるしかありません。しかも非常に吸収しにくい栄養素ですので、どうしても女性は貧血になりやすくなります。女性の10人に1人は貧血だと言われています。

貧血の症状や予防のポイント。

症状

赤血球に含まれるヘモグロビンは、体内の各臓器や組織へ酸素を運ぶ機能を持っています。
鉄はヘモグロビンの合成に関わっています。鉄が減少することで、ヘモグロビンが減り、体が酸欠状態になります。
この為、顔色が悪い、疲れやすい、動悸、立ちくらみなどの症状が現れます。

予防のポイント

レバーや赤身の肉、ナッツ類を積極的にとって鉄の吸収量をふやし、全身の栄養状態をよくするするように食事を改善しましょう。
鉄を摂取する場合は、動物性タンパク質も一緒に摂るようにしましょう。動物性食品に含まれる鉄はヘム鉄といって腸管での吸収率は15〜25%ありますが、植物性食品に含まれる非ヘム鉄はの吸収率は5%程度です。

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貧血に有効な栄養素。

鉄分

ヘモグロビンの合成に深く関わっています。ヘモグロビンは体全体に、酸素を運ぶ役割を担っています。
鉄分不足イコール鉄欠乏症貧血になります。

葉酸

葉酸は赤血球内の核酸(DNA)の生成の関係します。不足すると赤血球の数が減少したり、赤血球のDNAのミスコピーを修正する働きが鈍ります。

ビタミンB12

ビタミンB12は葉酸が代謝するのに、必要不可欠です。葉酸とビタミンB12のどちらが不足しても、悪性貧血となります。

ビタミンB6

ヘモグロビンは鉄とたんぱく質が主成分で、たんぱく質の再合成にはビタミンB6の補酵素としての働きが欠かせません。不足するとヘモグロビンの生成が妨げられ、貧血を引き起こします。

ビタミンC

ビタミンCを摂取することで鉄分の吸収率が上がります。

ビタミンE

赤血球膜を形成している不飽和脂肪酸が活性酸素により酸化すると、赤血球膜が破れ、赤血球が壊れてしまいます。これにより溶血性貧血を引き起こします。
ビタミンEの抗酸化作用で、活性酸素から赤血球膜を守り、溶血性貧血を防ぐことが出来ます。

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